PK11本止められずのデ・ヘア、相手の蹴る方向が書いたメモを渡されていた

2021.05.28 14:35 Fri
【写真】デ・ヘアが受け取ったメモには相手選手の利き足、蹴る方向、選手によっては助走の特徴が…

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ユナイテッドが下位バーンリーと痛恨ドロー…アントニーが今季リーグ初弾も軽率プレーから土壇場失点【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第35節、マンチェスター・ユナイテッドvsバーンリーが27日にオールド・トラッフォードで行われ、1-1のドローに終わった。 6位のユナイテッドは、ミッドウィーク開催となった第29節延期分で最下位のシェフィールド・ユナイテッド相手に2度先行を許す拙い試合運びとなったが、ブルーノ・フェルナンデスの2ゴール1アシストの活躍で4-2の勝利。リーグ5戦ぶりの白星を挙げた。降格圏の19位バーンリー相手に久々のリーグ連勝を狙った中2日での一戦に向けては全く同じスタメンで臨んだ。 開始30秒でバーンリーのフォファナがいきなり枠内シュートを記録するなど、試合は立ち上がりから非常にオープンな展開に。すぐさまリアクションを示したユナイテッドは、カゼミロ、アントニー、エリクセンと続けざまにミドルレンジの鋭いシュートでスタンドを沸かす。 10分を過ぎた辺りからボールの主導権を握って押し込む形となったホームチームは、エリクセンとブルーノ・フェルナンデスを起点に安定したボール保持、ホイルンド、ガルナチョの背後へのランニングを効果的に使いながら幾度も際どいシーンを作り出す。 だが、この流れで取り切れずにいると、前半半ばを過ぎてバーンリーが完全に押し返していく。中盤でボールの奪いどころが定まったことで、再三鋭いカウンターを仕掛けてホームチームを後退させていく。 そして、オドベールのミドルシュートを皮切りにセットプレー流れからゴール前のフォスターのヘディングシュート、38分にはベルゲのスルーパスに抜け出したフォスターがボックス内でGKと一対一のビッグチャンスを迎えるが、いずれの決定的なシュートもGKオナナのビッグセーブに阻まれた。 前半序盤はユナイテッド、半ば以降はバーンリーとほぼ互角のゴールレスで折り返した試合。後半もオープンな立ち上がりとなると、50分にはガルナチョの鋭い突破からのプルバック、カゼミロのスルーパスからユナイテッドに続けて決定機も、アントニーがいずれの場面も仕留め切れない。 その後、65分にはホイルンド、メイヌーを下げてアマド、マクトミネイとフレッシュな選手の投入で攻撃に変化を加えたユナイテッド。以降は左サイドのガルナチョを起点に幾度かチャンスシーンを作るが、最後のところでうまくいかない。 だが、79分には伏兵の見事な仕掛けから待望の先制点が生まれる。GKムリッチから自陣中央でボールを受けたベルゲの不用意な横パスを狙っていたアントニーがカット。そのままボックス内へ持ち込むと、ベルゲに後方から押されてバランスを崩しながらもGKに寄せられる寸前で放った左足シュートがゴール右隅に決まった。 アントニーの今季リーグ戦初ゴールでリードを手にしたユナイテッドは、直後にエリクセンを下げてアムラバトを投入。ここから逃げ切り態勢に入るが、思わぬ形で追いつかれてしまう。 カゼミロの自陣ボックス内での軽率なヘディングでの浮き球バックパスへの対応で飛び出したものの、ボールにアタックできなかったGKオナナのパンチがアムドゥニの顔面を捉えると、オンフィールド・レビューの結果、バーンリーにPKが与えられる。これをキッカーのアムドゥニが冷静に右隅へ蹴り込み、87分の同点ゴールとした。 痛恨の形での失点となったユナイテッドはここから決死の猛攻で勝ち越しゴールを目指す。しかし、アマドやアントニーらのミドルレンジのシュートは相手守備陣の身体を張った対応に阻まれた。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、格下相手にホームで痛恨ドローのユナイテッドは上位陣との勝ち点を詰めることができなかった。 2024.04.28 01:02 Sun

冬も移籍の噂があったヴァラン、ユナイテッドは今夏のフリー退団を容認か…

マンチェスター・ユナイテッドは元フランス代表DFラファエル・ヴァラン(31)を引き留めないようだ。 2021年夏にユナイテッドに加入し、細かい負傷離脱や序列低下もありながら最終ラインを支えてきたヴァラン。加入当初は2025年6月までの4年契約とクラブから発表されたが、実際には3年契約+1年の契約延長オプションという形式のようで、今シーズン限りでの契約満了が取り沙汰されている。 イギリス『ミラー』によると、ユナイテッドは今夏のヴァランのフリーでの退団を容認しているとのこと。上層部が契約延長オプションの行使にあまり熱心ではないという。 クラブ屈指の高給取りであるヴァランが去れば、ユナイテッドとしてはその分の給与が浮く形に。『ESPN』によると、元フランス代表FWアントニー・マルシャル(28)も同じ運命を辿る見込みで、新たな選手の獲得に資金を回すことができる。 ヴァランは出番が減少していた今シーズン途中、現状に不満を持っていると報じられ、エリク・テン・ハグ監督が1月の移籍市場で放出を認める可能性があるという話も浮上。結局移籍は実現しなかったが、今夏こそユナイテッドでの旅を終えるのだろうか。 2024.04.27 20:47 Sat

【プレミアリーグ第35節プレビュー】今季2度目のノースロンドンダービー! シティはフォレスト相手に5連勝狙う

先週末に行われた変則開催の第34節はアーセナルとリバプールがいずれも快勝。ただ、ミッドウィーク開催となった第29節延期分はアーセナル、マンチェスター・シティが勝利した一方、リバプールがマージーサイド・ダービーで痛恨の敗戦。三つ巴の争いから一歩後退する形となった。 昨シーズンに続きアーセナルとシティの一騎打ちの様相を呈す最終盤のリーグタイトル争いにおいて、今節はその行方を左右するノースロンドン・ダービーが開催される。 5位のトッテナム(勝ち点60)は、13日に行われた前々節でニューカッスル戦相手に0-4で敗戦し、2年連続セント・ジェームズ・パークで惨敗。4位のアストン・ビラ(勝ち点66)との暫定勝ち点差が6ポイントに広がった。後半戦に入って以降、対戦相手の徹底した対策を上回ることができず、勝ち点3奪取に苦戦。現状でも自力でのトップ4フィニッシュの可能性は残しているが、3強に加えてチェルシーとのダービーを残すなどアストン・ビラに比べて厳しい日程となっており、ここからの逆転は至難の業だ。その最終盤の重要な戦いに弾みを付けると共に、宿敵の優勝阻止を狙う上でホーム開催のダービーでの勝利は必須だ。 対するアーセナル(勝ち点77)は前節、ウォルバーハンプトンとのアウェイゲームに2-0の完勝。さらに、第29節延期分ではホーム開催のチェルシーとのダービーに5-0の歴史的大勝。DFホワイトとMFハヴァーツの2ゴール共演など5ゴールを挙げた上、相手に一矢報いることも許さない完璧なパフォーマンスを披露。70分過ぎに多くの主力をベンチに下げる余裕の采配もみせ、今回のダービーに万全の状態で臨む構えだ。現状ではシティの取りこぼしが逆転優勝に必須となるが、このダービーを制することができれば、マンチェスター・ユナイテッド戦を除き比較的勝ち点3獲得が容易な相手と対戦するため、敵地での大一番を制して望みを繋げたいところだ。 スパーズの後押しを期待しつつ、今節での首位浮上を目指すマンチェスター・シティ(勝ち点76)は、残留圏内ギリギリの17位に位置するノッティンガム・フォレストとのアウェイゲームでリーグ5連勝を狙う。先週末はMFベルナルド・シウバのゴールによってチェルシーとのFAカップ準決勝を1-0で制したグアルディオラのチームは、第29節延期分ではブライトンとのアウェイゲームに4-0で完勝。DFウォーカーの2アシストにMFフォーデンの2ゴールなど自慢の攻撃が機能し、リーグ戦では4試合ぶりのクリーンシートも達成した。残留に向けてなりふり構わぬ戦いを見せるフォレストとのアウェイゲームは決して簡単な試合とはならないが、現状のパフォーマンスを鑑みれば確実に勝ち点3を敵地から持ち帰る可能性は高そうだ。 その2強の取りこぼしを期待しつつ、わずかな逆転優勝の可能性に賭ける3位のリバプール(勝ち点74)は、8位のウェストハムとのアウェイゲームに臨む。第29節延期分のエバートンとのマージーサイド・ダービーでは課題の決定力不足に加え、セットプレーの拙い守備から2ゴールを奪われて敵地グディソン・パークで0-2の完敗となった。その厳しい敗戦から中2日のランチタイムキックオフという過酷な状況で臨む、難敵ハマーズとのアウェイゲームではFWサラーやFWヌニェスら攻撃陣の奮起に期待しつつ、バウンスバックの勝利を期待したい。フェイエノールトのスロット監督招へいへ大きな進展が見られる中、スタメン復帰も見込まれるMF遠藤航ら新指揮官に向けた各選手のアピールにも注目だ。 週明けにカンファレンスリーグ(ECL)準決勝のオリンピアコス戦を控える4位のアストン・ビラは、9位のチェルシーとのビッグマッチに臨む。前節はボーンマス相手に先制を許したものの、FWロジャーズ、FWディアビ、FWベイリーと2列目のアタッカー陣のゴールによって3-1の逆転勝利。2連勝でトッテナムとの勝ち点差を広げることに成功。エースFWワトキンスの抜群の存在感に加え、駒が揃う守備陣の安定感が光る。 対するチェルシーはFAカップ準決勝敗退に加え、第29節延期分ではアーセナルに屈辱の惨敗を喫して公式戦連敗。今季無冠が確定すると共に、来季のヨーロッパ出場権争いにおいても崖っぷちの状況だ。今回の一戦に向けてはコンディション不良でダービーを欠場したMFパーマーの復帰は朗報だが、MFエンソ・フェルナンデスがヘルニアの手術で今季終了、MFチュクエメカ、FWスターリングが新たに負傷と、引き続き厳しい台所事情での戦いとなる。難所ビラ・パークでの一戦は厳しい戦いとなるが、公式戦連敗ストップへ気概を示したい。 FAカップ優勝と共にリーグ戦でのEL出場権確保を目指す6位のマンチェスター・ユナイテッドは、降格圏の19位バーンリー相手に久々のリーグ連勝を狙う。チャンピオンシップ(2部)のコヴェントリー・シティ相手に3点差を追いつかれる失態を演じながらも、PK戦を制して宿敵シティが待つFAカップ決勝に駒を進めた赤い悪魔。また、第29節延期分では最下位のシェフィールド・ユナイテッドに2度先行を許す不甲斐ない戦いに終始したものの、MFブルーノ・フェルナンデスの2ゴール1アシストの活躍で4-2と逆転勝利し、リーグ5戦ぶりの白星を収めた。前節、そのブレイズとの裏天王山に快勝して残留への望みを繋いだバーンリーとのホームゲームでは一部主力の復帰が見込まれる中、確実に勝ち点3を取り切りたい。 残留争いではシェフィールド・ユナイテッドに今節での降格の可能性。7位のニューカッスル戦で勝ち点3を逃した場合、残り試合すべてで勝利しても最多勝ち点は「25」となるため、17位のフォレスト(勝ち点26)に新たな勝ち点剥奪処分といった処分が科されない限り、逆転は不可能となる。その他ではDF橋岡大樹を擁する18位のルートン・タウン(勝ち点25)は、12位のウォルバーハンプトンから何とか勝ち点3をもぎ取ってシティ戦で取りこぼし濃厚なフォレストを上回りたいところだ。 ◆プレミアリーグ第35節 ▽4/27(土) 《20:30》 ウェストハム vs リバプール 《23:00》 フルアム vs クリスタル・パレス マンチェスター・ユナイテッド vs バーンリー ニューカッスル vs シェフィールド・ユナイテッド ウォルバーハンプトン vs ルートン・タウン 《25:30》 エバートン vs ブレントフォード 《28:00》 アストン・ビラ vs チェルシー ▽4/28(日) 《22:00》 ボーンマス vs ブライトン トッテナム vs アーセナル 《24:30》 ノッティンガム・フォレスト vs マンチェスター・シティ 2024.04.27 12:00 Sat

「防戦一方ではないが...」万策尽きた感拭えぬ最下位シェフィールド・U、指揮官も残留を半ば諦め

シェフィールド・ユナイテッドのクリス・ワイルダー監督はお手上げか。 1年でのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が目前の最下位シェフィールド・U。残り4試合で残留圏内17位とは勝ち点「10」差…ここまでの戦いぶりからも逆転残留への道筋は見えない。 今季途中就任で3シーズンぶり再登板のワイルダー監督も最近は意気消沈気味。以前のような完成度をいきなり構築できるはずもなく、かつて最後の砦だったGKディーン・ヘンダーソンも、もういない。 敵地で逆転負けのマンチェスター・ユナイテッド戦(24日)をクラブ公式サイトのインタビューで振り返ると、今季を「惜しかったけど負けは負け」の連続との旨をコメント。そのタイトルは広報担当者に「ワイルダーがポジティブな要素を取り除く」と名付けられた。 「得るものがない試合なんてない。オールド・トラッフォードでの試合はそれ自体が選手にとって刺激だし、気分を高揚させてくれる」 「選手たちは今回も各々が奮闘し、チームのために走ってくれた。しかしだ。その結果は“今回も”我々の陣営誰もが失望するものとなった」 「ユナイテッド相手に防戦一方だったわけではないのに『いくつかの場面・瞬間で我々が勝れば、勝ち点を1でも積み上げれたのに…』なんて試合は今回が初めてではない…」 半ば残留を諦めている様子が垣間見えるワイルダー監督。この日、U-21チーム登録のMFオリバー・アルブラスター(19)にゲーム主将を託したのも、「驚くべきことではない」と言うが、どう考えてもチームの来季以降、または選手個人の将来をある程度見据えてのもの。 愛着あるクラブを救いに帰ってきた功労者だが、チャンピオンシップ降格は目の前だ。 ◆残留争い(全チーム残り4試合) 15位 ブレントフォード | 勝ち点35 | -7 16位 エバートン | 勝ち点33 | -12 17位 フォレスト | 勝ち点26 | -18 —残留圏内— 18位 ルートン・タウン | 勝ち点25 | -28 19位 バーンリー | 勝ち点23 | -32 20位 シェフィールド・U | 勝ち点16 | -59 2024.04.26 19:05 Fri

バーンリーのコンパニ監督がユナイテッド撃破を宣誓「CLチームのようなサッカーができなくてもいい。真正面から行く」

バーンリーのヴァンサン・コンパニ監督が、マンチェスター・ユナイテッド戦への闘争心を垣間見せた。クラブ公式サイトが伝えている。 今季プレミアリーグ復帰で開幕から残留争いを続けてきたバーンリー。今季も残り4試合となったなか、5勝8分け21敗の勝ち点23で降格圏19位、残留圏内17位とは勝ち点「3」差だ。 このように逆転残留のチャンスは間違いなくあるが、27日の第35節はユナイテッドとのアウェイゲーム。すんなり敗れようものなら、残り3試合で残留圏内と勝ち点「6」差に広がる可能性も。 もうこの時期まで来て降格圏にいるのなら、欲しいのは1ポイントではなく、絶対に3ポイント。マンチェスター遠征前に取材対応した“シティのレジェンド”コンパニ監督が打倒ユナイテッドへの意気込みを語る。 「ユナイテッドとの対戦か。それもオールド・トラッフォードで。誰もがワクワクするだろ?」 「多くの人にこの試合を観てほしい。バーンリーにとってこの上なく意味を持つ試合だ。私は若い頃から“vsユナイテッド”を何年も重視してきたが、今のバーンリーもこの一戦が全てとなる」 直近7試合で2勝4分け1敗としぶとさが際立つバーンリー。残留or降格以上にプレーモデルの徹底を大事にしてきた印象のコンパニ監督だが、佳境も佳境、流石に“勝負”の意識が強くなる。 「最も重要なのは一貫性とハードワーク。外野の声なんか関係ない。チャンピオンズリーグ(CL)出場チームのようなサッカーができなくてもいい。バーンリーは常に改善を繰り返してきた」 「残留を争う他チームの結果も私にとってはどうでもいい。バーンリーの強みの1つは『負けても雰囲気が落ちない』ことだと思っている。今日現在も良い雰囲気があるし、これまでの積み上げは土曜日(ユナイテッド戦)にもつながる」 「ユナイテッドは苦しいようだが、それでも我々視点では絶対的なトップチーム。そういった相手と対峙すると、必ず難題にぶつかるのが我々のようなチーム」 「難題なんぞ承知済みだ。我々は真っ正面から戦う」 2024.04.26 17:10 Fri